ディオドン （ハリセンボン）
１oz. 2 1/2in. ウッド製

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- COLOR -

ザ・ハリセンボン カラー（多岐に渡る色彩の同種をアレンジしたもの）
ハリセンボンの針をイメージした模様をボディ全体にイエローで描いて、ハリセンボンの仲間に共通する模様をブラウンで描き、数色のドットを背中に散りばめたオリジナルカラー。

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- BODY -

ディオドンとはハリセンボンの総称。
フグの仲間のイメージの四角いボディと、特徴的な針状の突起物をボディに配した。
意識したのは、正面から見た愛嬌のある面構えと上下非対称の愛らしいシェイプ。

ボディ先端に大きめの金属リップを備えて、水面直下をブリブリ泳ぐサーフェイスプラグ。
（浮力が強いのでリトリーブを早めても深く潜ることは無い）
ピンスポットでのテーブルターンも得意である。

ハリ部分のアクション的な作用としては、細かい泡が出ているような気もするが、正直言って分からない。
『何の意味があるのか？』『どんな効果があるのか？』
といった釣具としての一般論とは、ある意味、無縁の存在。

これで釣れたら最高に嬉しい・・見ているだけで楽しい・・そんなプラグ
作者としては、ただ作ってみたかった・・形にしてみたい・・というのが正直なところである。

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- 考察 -

ハリセンボンのバスプラグというのは、おそらく過去に存在しないと思われる。
もしかしたら、どこかにあるのかも知れないが、少なくとも僕は知らない。
その理由（わけ）は、作ってみたら（作らなくても）分かる。

わずか十数個のプラグに数百本のハリが必要になる。
それらを全て切り出して、穴を開けたボディに埋め込んで、下地を塗って表面を磨く。。
このプラグを作ろうと思ってからの数ヶ月、想像しただけでなかなか作業に取りかかれなかったのである。

昨年、四万十の海で見た泳ぐハリセンボン..
その姿が頭の中に焼きついて、というか、棲みついたように感じていた..

前述した、作ってみたい・・形にしてみたい・・という気持ちが優ってきた。
工房籠りのひと月を経て、、いまここに存在するプラグ。
出来上がったモノをみて、ひとり微笑む。
（了）

kenji.k 2024.4.4

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- material -

素材は『徳島すぎ』を使用。
1980年代からブランド化された徳島産の杉（徳島県は全国でも有数の天然杉の産地）
軽量で強度に優れ耐久性のある木材である。
ボディに埋め込んだ針部分は木材よりも折れにくい竹素材を採用（多少の耐衝撃性はあるが、硬い岩や石などには出来るだけぶつけないのが望ましい）

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- etc -

・手描きカラー＆サイン（kenji.k / 2024）
・竹製ボディニードル（ハンドクラフトの為、個々の形状にバラつきがあります）
・ドイツ製ウッドアイ（ハンドピースによる黒目と真鍮釘）
・各カラー数個のみ製作（総数十数個のみ限定生産品）

All hand shape ＆ paint by kenji.k

＊角材から１点づつ製作しているのでボディの個体差があります。また、模様も１点づつ手描きの為、画像と異なる場合があります。