"Wood Picasso 94" (#94M)
18,000円(税込19,800円)
396
ポイント還元
『 ウッドピカソ94』 (#94マルチカラー)
3/4oz. 90mm ウッド製
30年の時を経て、ウッドピカソが完全復刻!
50個限定生産(シリアルナンバー入り)
***
94モデルのボディ形状は、俗にいう『葉巻形』で、96年以降のウッドピカソ(ピカソフィー含め)の『砲弾型』とはやや異なるものである。当時、ダブルスウィッシャーとしてイメージしたのが、へドンのウーンデッド・スプークだったことに起因している(後に砲弾型になったのは、首振り機能をより特化させたいという思いから)
カラーリングに関しても、参考にしたのはへドンやバルサ50のカラーであった(80年代後半〜90年代前半に溺愛していたバスプラグ達のカラー)
***
素材は『ヒバ材』を用いた。
浮力の高い順に、ヒノキ・ヒバ・ホウの3種類で試作したが、ヒバがもっともしっくりくる素材であった。水面には水平からやや尻下がりの浮き姿勢である(当時と同じノンウエイト仕様で、前後のプロップとグラスアイでバランスをとっている)
下地の塗装には、サーフェイサー(プラサフ)を使わず、トップコートと同じウレタンクリアを使ったのも当時と同じ手法(94年当時は湿気硬化型1液タイプ、今回は自動車用2液硬化型ウレタンの違いあり)
カラーリングの『94マルチカラー』もできる限り当時の雰囲気を再現したもので、若干の違いはあれど自身よく出来たと感慨深い(1色毎のマスキングの連続に少し折れそうになりつつも..)
・クラシックグラスアイ仕様(94年当時の大きい目は樹脂アイを使用)
・オリジナルプロップ
・カップリグ仕様(94年当時使用)
・イーグルクロウ社製トレブルフック(同上)
・手描きネーム&サイン
***
ウッド製のピカソは、1993年に誕生した。93年モデルは数個のみ作ったが、アイデアを形にしただけのもので手元には残っていない(荒削りの出来と粗雑な塗装のものであった)
ウッドピカソが、形状とカラーリングを(ある意味)完成形として出来あがったものが94モデルである。
奇抜な頭部のズレと水面下の大きな目玉。
スタンダードなバスプラグのカラーをパッチワーク状に何色もあしらった斬新なカラーリング(イメージしていたものが具現化した瞬間に震えるような感覚になったのを覚えている)
プラグ作りに目覚めたのが、この時期(1994年頃〜)で自宅の一室を工房に改装して毎夜のように何かしらのプラグを拵えていた。生業とは無縁の趣味の作業であったが、無謀にも大型工作機械(20kg超)の木工旋盤を購入し試作を繰り返していた。
ウッドピカソも木工旋盤で外形を削り出し、頭部のズレを手削りで彫り込んだ。3年ほど、この工程で作り続けたが、友人や知人に欲しいと言われて数十個レベルで作るようになると、さすがに骨が折れる作業となり、二つ割りしたボディを貼り合わせて作るやり方に変更した(96年モデル以降)
今回の復刻版94モデルも当時と同じ『頭部のズレを手削りで彫り込む』製作工程を踏襲した。ハンドルーターやストロークサンダーといった小型電動工具を使っているとはいえ、シェイプ時間の大半を頭部の整形に充てることになった(今回も工程の一部はカッターを使い整形して、最終的な仕上げはサンドペーパーでハンドシェイプである)
『当時に想いを馳せる時間』ではあったが、時間が掛かるのはもちろんのこと個体差がかなり出てしまう。頭部シェイプだけでなく、木工旋盤で削るボディも太かったり細かったりがあるので、出来上がったブランクを見て同じプラグと呼べるか?と後になって思ったりもしたが、この辺りの按配もまたハンドメイド然とした味として、悪くないな..と独りごちている。
***
A tribute to the q.f collector and the maniacal bassman..
q.fコレクターとマニアックなバスマンに捧げる
ペイント&シェイプ by kenji.k 2024
WOOD PICASSO 94 ブラックBOX入り(インストラクション付き)
*お一人様1点のみでお願いいたします(シリアルナンバーの指定は出来ません)
3/4oz. 90mm ウッド製
30年の時を経て、ウッドピカソが完全復刻!
50個限定生産(シリアルナンバー入り)
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94モデルのボディ形状は、俗にいう『葉巻形』で、96年以降のウッドピカソ(ピカソフィー含め)の『砲弾型』とはやや異なるものである。当時、ダブルスウィッシャーとしてイメージしたのが、へドンのウーンデッド・スプークだったことに起因している(後に砲弾型になったのは、首振り機能をより特化させたいという思いから)
カラーリングに関しても、参考にしたのはへドンやバルサ50のカラーであった(80年代後半〜90年代前半に溺愛していたバスプラグ達のカラー)
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素材は『ヒバ材』を用いた。
浮力の高い順に、ヒノキ・ヒバ・ホウの3種類で試作したが、ヒバがもっともしっくりくる素材であった。水面には水平からやや尻下がりの浮き姿勢である(当時と同じノンウエイト仕様で、前後のプロップとグラスアイでバランスをとっている)
下地の塗装には、サーフェイサー(プラサフ)を使わず、トップコートと同じウレタンクリアを使ったのも当時と同じ手法(94年当時は湿気硬化型1液タイプ、今回は自動車用2液硬化型ウレタンの違いあり)
カラーリングの『94マルチカラー』もできる限り当時の雰囲気を再現したもので、若干の違いはあれど自身よく出来たと感慨深い(1色毎のマスキングの連続に少し折れそうになりつつも..)
・クラシックグラスアイ仕様(94年当時の大きい目は樹脂アイを使用)
・オリジナルプロップ
・カップリグ仕様(94年当時使用)
・イーグルクロウ社製トレブルフック(同上)
・手描きネーム&サイン
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ウッド製のピカソは、1993年に誕生した。93年モデルは数個のみ作ったが、アイデアを形にしただけのもので手元には残っていない(荒削りの出来と粗雑な塗装のものであった)
ウッドピカソが、形状とカラーリングを(ある意味)完成形として出来あがったものが94モデルである。
奇抜な頭部のズレと水面下の大きな目玉。
スタンダードなバスプラグのカラーをパッチワーク状に何色もあしらった斬新なカラーリング(イメージしていたものが具現化した瞬間に震えるような感覚になったのを覚えている)
プラグ作りに目覚めたのが、この時期(1994年頃〜)で自宅の一室を工房に改装して毎夜のように何かしらのプラグを拵えていた。生業とは無縁の趣味の作業であったが、無謀にも大型工作機械(20kg超)の木工旋盤を購入し試作を繰り返していた。
ウッドピカソも木工旋盤で外形を削り出し、頭部のズレを手削りで彫り込んだ。3年ほど、この工程で作り続けたが、友人や知人に欲しいと言われて数十個レベルで作るようになると、さすがに骨が折れる作業となり、二つ割りしたボディを貼り合わせて作るやり方に変更した(96年モデル以降)
今回の復刻版94モデルも当時と同じ『頭部のズレを手削りで彫り込む』製作工程を踏襲した。ハンドルーターやストロークサンダーといった小型電動工具を使っているとはいえ、シェイプ時間の大半を頭部の整形に充てることになった(今回も工程の一部はカッターを使い整形して、最終的な仕上げはサンドペーパーでハンドシェイプである)
『当時に想いを馳せる時間』ではあったが、時間が掛かるのはもちろんのこと個体差がかなり出てしまう。頭部シェイプだけでなく、木工旋盤で削るボディも太かったり細かったりがあるので、出来上がったブランクを見て同じプラグと呼べるか?と後になって思ったりもしたが、この辺りの按配もまたハンドメイド然とした味として、悪くないな..と独りごちている。
***
A tribute to the q.f collector and the maniacal bassman..
q.fコレクターとマニアックなバスマンに捧げる
ペイント&シェイプ by kenji.k 2024
WOOD PICASSO 94 ブラックBOX入り(インストラクション付き)
*お一人様1点のみでお願いいたします(シリアルナンバーの指定は出来ません)