HANG-OVER VIE (SO/SS) -rightist-
8,500円(税込9,350円)
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ハングオーバー ヴィー (スポッテッドオレンジ/シルバーフリッター) -ライティスト-
3/4oz. ウッド製
くの字に曲がった特異な形状のダータープラグ。
オーバーハングを想定したある種の専用プラグである。
アクションをして引くと左右どちらかに曲がり続けるというコンセプト。もちろん、ショートジャークでポップ音を出すこともできる。*ウエイトは前後のリグ下に1個づつ入れたカウンターウエイト仕様
基本的な使い方は、オーバーハングの少し沖側にキャストして、ジャークやトゥイッチをしながらオーバーハングに近づけていく..ときおりポップ音をおりまぜる..オーバーハングの際で強めのジャークのポップ音が効果的。ボートポジションは、岸に向かって斜め45度以内が理想的である。
オーバーハング以外にも、立木(裏側に回り込ませる)や、岩盤(際をなぞり続ける)など。また、一風変わったアクションで普段使いをしてみるのもいいかもしれない(スレたバスほど変わったアクションに弱いのだ)
状況に応じて使い分けることのできる、rightist (右曲がり)と、leftist (左曲がり)をご用意(*)プラグ自体の動きは、右曲がりは左へ、左曲がりは右へ進む(アングラーからみたら、右曲がりは右、左曲がりは左方向になる)
ピックアップ(リトリーブ)する際のスピードは、ゆっくりめがおすすめ(リトリーブが早いとボディが回転してしまいライントラブルの元となる)ゆっくりとしたリトリーブではイレギュラーにダートしながら潜るので水面下でもアピールする。また、強くジャークすると水中で1回転させることも可能(他のプラグでは真似の出来ないアクションである)
カラーリングは、左右で違う『リバーシブルカラー』ライティスト2色・レフティスト2色 の 計4色
各カラーは、[Heddon Wood classics] からのサンプリングペイント
グラスビーズアイ仕様
Package:Green box
ストレートなネーミング『ハングオーバー』・・実は『二日酔い』という意味で、千鳥足でよろよろ歩く姿とプラグのアクション(よろよろ系)が重なり採用した。
*ボディ製作過程の都合上、個体差(全長差・曲角度差)があります。予めご了承ください。
***
ダーダー全般に言えることだが、このプラグも不器用なプラグであることは間違いない。普通の感覚でアクションすると、『なんとなく、左に行ってるかな..?』くらいの動きなので過剰な期待は禁物。
ただ、扱い方に慣れてくるとオーバーハングの奥の奥で『スーパーストライク!!』ということも可能である。そんな夢やイメージをプラグを通して共有できたら、メーカーとして最高に幸せなことだと思って企画製作した。
ロッドアクションやラインコントロールの試行錯誤をするのが好きな方、イメージとイマジネーションの世界で遊ぶのが大好きだという方、もしくは、プラグの面白さや雰囲気を味わう『オールドタイマー』な方々におすすめ。
*釣果優先でオーバーハングの奥を攻略しようというタイプには不向きである。
***
『くの字ダーター』ハングオーバー誕生秘話(ご興味のある方はぜひお読みください)
いまを遡ること、30数年前に作ったプラグ『くの字ダーター』(通称)
作ろうと思ったきっかけは、ある雑誌で見かけた Heddon『Zig-Wag 』の使い方についての記事だった。オールドタックルが好きな方はご存知だと思うが、へドンのバサーをジョイントにしたプラグである。
記事でみた使い方とは、
ボディのヘッド部分を左右どちらかに傾けたままジャークすると『右...右...右』または『左...左...左』とプラグが進み、オーバーハングの奥に(キャスト不可能な奥の奥まで..)プラグを操ることが出来るというものだった。
そのシチュエーションを想像し興奮した僕は、さっそく『Zig-Wag 』数本を手に入れたが、思っていたアクションにはならなかった(自身の竿捌きの腕を差し置いて)プラグの頭が左右に振れるのがいけないのではと思い、左右に固定した(曲がった)プラグの自作を思い立つ。
出来上がったプラグは、確かに左右どちらかに進むプラグであったが、使う場所がかなり限定されて動き自体も魅力的とは言い難い(当時としては)ものだった。もっと分かりやく、誰しもをアッと唸らせる(ある意味、万人受けする)モノを求めていたのかもしれない。
月日は流れ、いつしかその存在は忘れさられるものとなった。
今年、quiet funk 30周年を迎えるにあたり、何か特別なもの(やろうと思ってやっていなかったもの)や、quiet funk らしいものを作りたい..と考えていて、最初に頭に思い浮かんだのが『くの字ダーター』だった。
30年前の『くの字ダーター』はカップの形状がラッキー13のようなタイプだったが、せっかく作り直すのなら本家ジグワグのような形状のダーターにしたいと思い、サンプルを製作した。
最終サンプルを持ってスイミングテストをしていた 正月2日(2025.1.2)に、まさかの初バスをゲット!(左側にオーバーハングのある場所で左曲がりのプラグを使って『ガボッ』といい出方をしてくれたのだ・画像9)自身最速の初バスに気を良くした僕は、急ピッチで量産体制を進めた。
木工屋泣かせの形状とカラーリングで難航を極めたが、出来上がったプラグは想像以上のオーラを伴った、まさに『quiet funk 』らしいプラグとなったのである。
クボタ
(了)
3/4oz. ウッド製
くの字に曲がった特異な形状のダータープラグ。
オーバーハングを想定したある種の専用プラグである。
アクションをして引くと左右どちらかに曲がり続けるというコンセプト。もちろん、ショートジャークでポップ音を出すこともできる。*ウエイトは前後のリグ下に1個づつ入れたカウンターウエイト仕様
基本的な使い方は、オーバーハングの少し沖側にキャストして、ジャークやトゥイッチをしながらオーバーハングに近づけていく..ときおりポップ音をおりまぜる..オーバーハングの際で強めのジャークのポップ音が効果的。ボートポジションは、岸に向かって斜め45度以内が理想的である。
オーバーハング以外にも、立木(裏側に回り込ませる)や、岩盤(際をなぞり続ける)など。また、一風変わったアクションで普段使いをしてみるのもいいかもしれない(スレたバスほど変わったアクションに弱いのだ)
状況に応じて使い分けることのできる、rightist (右曲がり)と、leftist (左曲がり)をご用意(*)プラグ自体の動きは、右曲がりは左へ、左曲がりは右へ進む(アングラーからみたら、右曲がりは右、左曲がりは左方向になる)
ピックアップ(リトリーブ)する際のスピードは、ゆっくりめがおすすめ(リトリーブが早いとボディが回転してしまいライントラブルの元となる)ゆっくりとしたリトリーブではイレギュラーにダートしながら潜るので水面下でもアピールする。また、強くジャークすると水中で1回転させることも可能(他のプラグでは真似の出来ないアクションである)
カラーリングは、左右で違う『リバーシブルカラー』ライティスト2色・レフティスト2色 の 計4色
各カラーは、[Heddon Wood classics] からのサンプリングペイント
グラスビーズアイ仕様
Package:Green box
ストレートなネーミング『ハングオーバー』・・実は『二日酔い』という意味で、千鳥足でよろよろ歩く姿とプラグのアクション(よろよろ系)が重なり採用した。
*ボディ製作過程の都合上、個体差(全長差・曲角度差)があります。予めご了承ください。
***
ダーダー全般に言えることだが、このプラグも不器用なプラグであることは間違いない。普通の感覚でアクションすると、『なんとなく、左に行ってるかな..?』くらいの動きなので過剰な期待は禁物。
ただ、扱い方に慣れてくるとオーバーハングの奥の奥で『スーパーストライク!!』ということも可能である。そんな夢やイメージをプラグを通して共有できたら、メーカーとして最高に幸せなことだと思って企画製作した。
ロッドアクションやラインコントロールの試行錯誤をするのが好きな方、イメージとイマジネーションの世界で遊ぶのが大好きだという方、もしくは、プラグの面白さや雰囲気を味わう『オールドタイマー』な方々におすすめ。
*釣果優先でオーバーハングの奥を攻略しようというタイプには不向きである。
***
『くの字ダーター』ハングオーバー誕生秘話(ご興味のある方はぜひお読みください)
いまを遡ること、30数年前に作ったプラグ『くの字ダーター』(通称)
作ろうと思ったきっかけは、ある雑誌で見かけた Heddon『Zig-Wag 』の使い方についての記事だった。オールドタックルが好きな方はご存知だと思うが、へドンのバサーをジョイントにしたプラグである。
記事でみた使い方とは、
ボディのヘッド部分を左右どちらかに傾けたままジャークすると『右...右...右』または『左...左...左』とプラグが進み、オーバーハングの奥に(キャスト不可能な奥の奥まで..)プラグを操ることが出来るというものだった。
そのシチュエーションを想像し興奮した僕は、さっそく『Zig-Wag 』数本を手に入れたが、思っていたアクションにはならなかった(自身の竿捌きの腕を差し置いて)プラグの頭が左右に振れるのがいけないのではと思い、左右に固定した(曲がった)プラグの自作を思い立つ。
出来上がったプラグは、確かに左右どちらかに進むプラグであったが、使う場所がかなり限定されて動き自体も魅力的とは言い難い(当時としては)ものだった。もっと分かりやく、誰しもをアッと唸らせる(ある意味、万人受けする)モノを求めていたのかもしれない。
月日は流れ、いつしかその存在は忘れさられるものとなった。
今年、quiet funk 30周年を迎えるにあたり、何か特別なもの(やろうと思ってやっていなかったもの)や、quiet funk らしいものを作りたい..と考えていて、最初に頭に思い浮かんだのが『くの字ダーター』だった。
30年前の『くの字ダーター』はカップの形状がラッキー13のようなタイプだったが、せっかく作り直すのなら本家ジグワグのような形状のダーターにしたいと思い、サンプルを製作した。
最終サンプルを持ってスイミングテストをしていた 正月2日(2025.1.2)に、まさかの初バスをゲット!(左側にオーバーハングのある場所で左曲がりのプラグを使って『ガボッ』といい出方をしてくれたのだ・画像9)自身最速の初バスに気を良くした僕は、急ピッチで量産体制を進めた。
木工屋泣かせの形状とカラーリングで難航を極めたが、出来上がったプラグは想像以上のオーラを伴った、まさに『quiet funk 』らしいプラグとなったのである。
クボタ
(了)